役割 [所長の部屋]
こないだは区内の法人の役員会、今日は区社協の評議委員会、金曜日は自立支援協議会の担当者会。このところ会議続きです。いささか忙しいけど、お声がかかるのは喜ぶべきこと。そう思います。
で、先日の役員会で、事業所の人事異動についての説明のなかでのひとコマ。
今まで現場にいた職員が現場を統括するような立場に動くという説明に対して、ご家族を代表する立場で出席されていた方から“力がある人が現場からいなくなってしまうのは困るし不安だ”というご意見がありました。
支援者としてこの業界にいるかぎり、現場にいたいというのが誰にでも共通する思いのはず。現場でメンバーのみんなと共に七転び八起きすることこそ本分。管理職とか、組織としての運営・経営とか、あるいは会議とか、別にそういうことが『したい』わけじゃない。それでもやっぱり経験を経て、いずれはそういうちょっとマクロの立場から支援にかかわってゆくという役割を担わなければならないわけです。それもやはり必要不可欠な、大切な役割です。
そう自分に言い聞かせて、現場を留守にするわけです。若干のの忸怩たる思いとともに。たぶん、みんな。
それにしても、“あの人が現場からいなくなったら困る”って。職員冥利に尽きますね。
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