あたりまえのこと [所長の部屋]
月曜日、今日は午前中にお菓子を包装する作業。みんなが手際よく進めて時間が空いたので、ストレッチ体操をしました。
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最近の新聞記事に、こんなのがありました。
“完全参加と平等”、“ノーマライゼーション”、“インクルージョン”。キーワードは時代とともにいろいろ出てきますが、根っこにあるのは“誰もが違っていて、誰もがおんなじ”ということ。育ちの、そして暮らしの場面にそれを当てはめることの難しさはいまさら言うまでもありませんが、やはりそこに同じ街に暮らし、同じ学校に通い、そのなかで必要な教育や支援がある。というのがいいんじゃないか、と。むろんハンディキャップに着目した支援方法や環境設定が必要な場面もありますが、それは別に『障害児』だからではなく、本来教育の場面というのは誰にとっても等しく個別化されるべきもののはず。
この手の話は始めてしまうと終わりがないものですが、日々の支援のなかで、障がい児者の『できない』ことは、ハンディキャップそのものに起因するというよりはむしろ『障害』という枠に囲まれて過ごすことから来る経験の足らなさのほうが影響が大きいのでは、と感じることがしばしばあります。だからこそ、しもごう/第2しもごうではあたりまえのことにこだわっていきたいと思います。なんでもやっていよう、どこでも行ってみよう、と。
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