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忘れないということ

月曜日、花粉症に悩まされている人がたくさんいます。

2年前の今日は金曜日、今日よりずっと寒い日でした。
いつまでも揺れが収まらなかったこと、みんなで上履きのまま小学校の校庭まで行ったこと、道端のコンクリート製の電柱が音をたてて揺れていたこと、校庭の隅のプールの水が半分以上溢れていたこと。あの恐怖、あの切迫感。

あの震災を契機として、少しずついろんな対策を進めてきました。でも、まだまだすべきことはたくさんあります。あの震災は汲めども尽きぬ教訓の泉です。いや、そうではなくて、震災を教訓として汲み尽くすまで汲み続けること、それが失われた命や暮らしにせめて報いることなのだと。そして、汲み尽くすことなど決してなく、我々はずっとずっと汲み続いてゆくのだと。“忘れない”というのは、つまりそういうことなのだと思います。

起こったことや感じたことの記憶が薄れても、それに学んで備えたモノやコトはずっと残ってゆく。忘れないって、そういうことであるべきだと思います。

今日はいつもの身を守る練習をしました。願わくば、こういう練習や備えが活きる日がずっと来ませんように。
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