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失敗は成功の素? [紙漉き]

牛乳パックからはがきを作る、という作業。工程は

 ① 牛乳パックを綺麗に洗ってしばらく熱湯につけて、両面のラミネートコーティングをはがす

 ② 細かくちぎってから水を加えて5分間ミキサーにかけて、どろっとした生地を作る

 ③ ②を枠に流し込む

 ④ ③をよく水を切ってからタオルではさんで絞り、仕上げにアイロンをかける

という流れ。これだけだと真っ白な紙が出来上がります。色をつけるときには②のミキサーがけのときに色のついた花紙を混ぜればOK。10色ほどの花紙は、組み合わせによってかなりのバリエーションが生まれます。

同じことを繰り返して、みんなの作業精度も上がってきました。そうなると、何か変化が欲しくなるのが人情というもの。今まで、さまざまな小細工にトライしました。特に、ミキサーがけはあれこれ試したくなる工程。これまでに花紙のかわりに・葉っぱ・ブラックベリーの実・柔軟剤・アロマオイル・ダンボール、などなどアレコレ入れてみました。

しかし、これがなかなか…。葉っぱのときは仕上がったはがきに草いきれのような青くさ~い香りが。柔軟剤やアロマオイルのときはミキサーがけの途中で生地がどんどん泡立ってきて、メレンゲ状のものがミキサーのふたを持ち上げ始めました。ちょっと怖かった。ブラックベリーの実は種が残ってしまって、出来上がったはがきがボツボツに。玉ねぎの皮を煮て、その汁でミキサーがけというのも最近やってみましたが、これは少し工夫すればモノになりそうです。水のほうに色をつけておく、というやり方は応用も利きそうですし。

来週も、なにかにチャレンジ。慣れた作業を淡々と手際よく進めるときの職人のようなみんなの顔もグーですが、どうなるんだろう?という期待や不安が織り交ざった顔もまたグーです。

 


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新製品? [紙漉き]

             

牛乳パックから紙を作る、という作業。ミキサーをかけるときに花紙を混ぜて、淡い色をつけます。いつもは四角い形に漉いてはがきを作っていますが、はがきであるからにはある程度表面が整っていなければならないし、使える色も限られてきます。それに、同じものばっかり作ってても飽きちゃうんじゃないかと。

というわけで、何か新しいものを作れないか、と時々考えるんだけど、これがなかなか。今日はカレンダーを作ってみたけど、どうも手で漉いた紙の良さが出ていないような…。今まで一番よかったのは名刺だけど、プリンターを通すのに紙を押したり引っ張ったりしなければならない、という問題が。厚すぎるんですね。

新製品できました!というメッセージを出せるのはいつなんでしょう。


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