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東北縦断ツアー行ってきました [所長の部屋]

というわけで、行ってきました。

11月28日の17時30分に横浜駅西口ロータリーを出発し、同じ場所に帰着したのが30日の23時40分。数々のハプニングがありましたが、被災地の障がいのある仲間の今までとこれからについて、たくさんのことを聴いて考えて語った2泊2日の旅程でした。

いろいろあって書ききれませんが、とにかく支援を何らかの形で継続してくことが大切だと感じています。ひとくちに『被災地』と言っても状況は様々で、困りごとも様々ですが、共通しているのは『先が見えない』ことに困難の源があるということ。そして、時間がたって改善した部分はもちろんあるが、かえって困難な状況が潜在化してむずかしくなっている部分があること。ハンディキャップうんぬん以前にそもそも都市機能がいまだにマヒ状態にある地域もあるなかで、必要なのはお金なのか、モノなのか、あるいは人なのか。それらがさしあたり充足したとして、その先にどんな支援の形があるのか。

重たい宿題を持って帰ってきました。

 

陸前高田で調査を終えて出発する道すがら、地元の人のたまり場になっている(ような雰囲気の)カフェに寄りました。なんだか歌声喫茶みたいな状況で、“あなたお誕生日いつ?”って聞かれたので“1月です”と。“なんだ、11月じゃないの~”“じゃ、じゃあ11月ってことでいいです”“あらそう、じゃあ歌うたってあげるわね”てなやり取りがあって、ハッピーバースデーを歌ってくれました。それからお餅を振舞ってくださって、せっかくだからとありがたく食べたら差し歯が取れちゃったというハプニングがありました。 それを皆さんが、あそこに歯医者があるとか、今いけばすぐ着けてくれるからとか、とても案じてくださいました。みなさん我々よりはるかに大変な状況にあるのに、たかが奥歯に親身になってくださって。

名取市のケアホームでは高齢者のグループホームと障がい者のケアホームが一つの仮設住宅を共同で使っていて、そこで障がいのある入居者の方が高齢の方をやさしく気遣っていたりして。 

なんというか、いろいろなことがありました。 


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